理学療法士がアフリカへ⑤マラウイの交通事情1

Monire!

 こんにちは、カワカミアヤです!

 

今回はマラウイの交通事情シリーズ第一弾

 

マラウイにある主な交通手段について、国の端から端までの長距離移動、そして「ちょっとそこまで」の短距離移動、そんな時に使える乗り物を紹介します!

また、最後にマラウイで移動する際の注意点も書いています!

大型バス

バス

まずは大きな乗り物から。

マラウイでは北部の国境から南部の大都市まで、長距離移動に便利な大型バスが運行しています。

 

北からカロンガ、ムズズ、ムジンバ、リロングウェ、ブランタイヤと北部・中部・南部の拠点となる大都市を結んでいます!

主なバス会社はAXASOSOSOKwezy Bus

これらのバス会社は基本的に事前予約可能、出発・到着もほぼ時間通り

「スケジュール通りに行動したい!」という方におすすめ。

内装はきれいで車内にはマラウイミュージックが流れ、なんとジュースやスナックは運賃に含まれています

 

これらのバス会社以外にも大型バスは存在しますが、ほとんどが“満員になるまで出発しない”もの。

5時間待ったあげく、その日は出発しないなんてこともザラにあります…。

価格は日本円で300円くらいしか違わないので、大都市間の移動は事前予約制のバスを利用するのがおすすめ

 

ミニバス

ミニバス

日本でいうワゴンバスのこと。

長距離から短距離まで、マラウイ国内の至る所を走っています。

目的地はフロントガラスの部分に記載されていて、停留所だけでなく道の途中でも自由に乗り降りできて便利!

どこにでも安く移動出来るのが利点です。

 

車内はいつもびっくりするくらいギュウギュウ詰め。最大で乗客18人くらいは乗ります。

周りの人とのコミュニケーションはとりやすいので、ローカルの移動方法を体験したい!現地の人と沢山話したい!という方におすすめ。

 

実はこのミニバス、多くが日本で福祉車両として使われていたもの

日本語で施設名が書いてあることが多く、地元の車両を探して見ても楽しそうですね!

タクシー

タクシー

こちらは普通の乗用車。

貸切のハイヤータクシー相乗りするシェアリングタクシー2パターンあります。

正式にタクシーとして届け出ているのは写真左のように車両ナンバーが赤色の車。それ以外はいわゆる“白タク”です。

 

こちらも長距離から短距離までありますが、ミニバスよりルートは少ないです。

ギュウギュウに詰め込まれることが少ない+満員になるのが早いので、ミニバスより快適に移動が出来ます

ハイヤータクシーの場合は特にぼったくりに注意

トラックの荷台(マトラ)

現地語でマトラと呼ばれている、トラックの荷台に乗り移動する方法です。

日本では昔の田舎町でよくありましたね。マラウイでも、主に村の方で利用されています。

荷台に沢山の荷物+人が乗ります。

 

マラウイ人曰く、雨季は雨、乾季は砂、そしてお尻の痛みとの闘いであり、快適とは言えないそうです。

また、マラウイの道は悪く大きく揺れる+スピードが早いので、荷台から落ちる可能性もあります。おすすめはしません。

※マラウイ隊員は、トラックの荷台に乗っての移動は禁止されています。

 

トゥクトゥク

トゥクトゥク

各地でお馴染みのトゥクトゥク。

マラウイにも主に都市部にあり、中距離〜短距離を走っています。

ミニバスなどに比べると値が張りますが、ハイヤータクシーよりは安価です。

座席後方に荷物を置けるので、大荷物の時に便利です。

バイタクシー

大都市から村の方まで色んな所にあり、中距離〜短距離を走っています。

安く、すぐに移動出来るため便利です。

ですが、利用はおすすめしません

 

と、いうのもマラウイでは交通事故がかなり多く、バイクと車の衝突、バイクの転倒などは日常茶飯事です。

そのような場合、擦り傷どころでは済みません。

バイクタクシー以外の利用を強く勧めます。

※JICA海外協力隊は、バイクタクシーの利用は固く禁止されています。

 

自転車タクシー(カバザ)

自転車タクシー(カバザ)

こちらが紹介する最後の乗り物。

現地語でカバザ自転車の荷台に乗り移動する方法です。

短距離を走っています。

シートにはクッションがついており、凸凹道を通ってもおしりに優しい仕様になっています。

暑い日差しの日、「歩くには遠いけど車に乗るには近すぎる」という時にいい乗り物です!

乗っている時に感じる風をぜひ楽しんで下さい!

 

 ※記事は次のページへ続きます。

 

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