Q. やりたいことってどうやって見つけるんですか?っていう定番について
「っていう流れになるとさ100%出てくるのが『じゃぁやりたいことってどうやって見つけるんですか?』っていう質問だと思うんだけど。」
「私はいつも言ってるけどさ、どうでもいいじゃん、それって。」
「でもさ、なんかみんな結局そこを知りたがるじゃん。」
「その時に思うことが2つあって。1個目は、まずやりたいことはなくてもいいじゃんてこと。やりたいことがなくても生きていられる人はその方が幸せ。やりたいことを追求するのって普通にしんどいもん。んで2個目は、本当にないですか?っていうこと。自分はやりたいことが出来るようになったのは大学を辞めたから、時間作って。でもほとんどの人はまず「大学があるから」とか「仕事があるから」とか「お金がないから」って、自分の中で出来ない理由をまず作ってる。そういう自分の中の課題が全部解決するのならやりたいことってあるんじゃないのって思ってる。」
「やりたいことがお金になるかどうか、を最初に考えちゃうとまず無理になるだろうし。そもそも、それを聞いてくる人のマインドの中に、何か人生で特別なきっかけがあって、人生が突然劇的に変わるっていうドラマティックさを求めている人たちがいると思ってて。」
「ふむふむ。」
「これかなーいやあれかなーて、でも人生かけるほどではねーな、みたいに選んでる。それこそ、カバの話も聞かれればそれがきっかけでみたいに話をするけど、実際はもっと複雑で複合的なものがあるわけじゃないですか。色んな今までの経験が絡み合っててカバが好きになったりするから、その瞬間のパチン!ってくるような劇的な感覚って多分起きないんですよ。」
「あと聞くまでが欲の解消になってる可能性もあるよね。本当にいてもたってもいられないくらいやりたいことがあったら黙ってやるもん。ほかの事投げ出してでも。」
「そいういうことあと何人に聞いて回るつもりですか、とも思いますね。」
「まあとにかく、やりたいことがあったほうがいいっていう風潮自体が生きぐるしい 。」
「うん、しんどい。」
今後のモチーフは、サイ!?
「やっぱり今後のブランドとして動物モチーフみたいなこともやっていきたいなって思ってて」
「おぉ、それはコンセプトの一つなんだ!」
「かっこよくいれたいなって思ってて、それでサイでいこう!って。 」
「カバであれ。(笑)」
「そうですね、やっぱりビジュアル的に(笑) 」
「ちょっと話がずれちゃうかもしれないけど、自分がアフリカ縦断の時スポンサーになってもらってたPacsafeっていうバックパックがあるんだけど、そのバッグのロゴはウミガメで、なんでかっていうと環境保全をテーマにしているから、その売り上げの一部がタートル基金っていうウミガメの保護団体にいくような仕組みになってるんですよ。」
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「あぁ、近いですね、そういうことはやっていきたい。」
「(後半私の存在感皆無だ…)今回2人の話を聞いていて一番印象的だったのは、2人のそれぞれの大学辞めたり、会社辞めたりっていう一見”リスキー”だと思われる行動が、本人たちには一番”リスク”のない選択肢だったっていうところかな。次回は2人がそこまでして行動するその原点、精神面や強い想いの部分を聞いていきたいと思います!」
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最後に、今回もまたまた語彙力が足りなくなるほどカッコいいアイキャッチを作ってくれたのは、この彼です!
都内の大学へ進学し、大学卒業後は大手商社に入社。約1年で退職し、フリーランスの映像クリエイターとして活動を始める。GHION DENIMの映像制作に加えて、岡山県や広島県を中心に世界レベルのアパレルブランド、産地職人の映像を制作する。
https://www.robertleevisual.com/