Twitter界に彗星のごとく現れたMr.シロアリマンさん。全身茶タイツの見た目のインパクトから、Twitterで見覚えのある読者もたくさんいるはず。
実はシロアリマンさんは、故郷アフリカの人々の栄養失調をシロアリ昆虫食で救うために、チーム Healthy Termite Productionでクラウドファンディングに挑戦中!
Mr. シロアリマンという単なるキャラクターだと思ってる人もいそうだが、彼のコスチュームには実はとてつもなく大きな「想い」が込められている。
彼は一体何ものなのか、そこまでシロアリを前面に押し出す理由は何なのか・・・。
先日、9月1日にTokyo Africa Collection 2019を600席満席にした、東京アフリカコレクション副代表にしてALL ABOUT AFRICA管理人の稲川雅也が、同じくアフリカへの関心を高める活動家として、インタビューを敢行!
まずは、お聞きします。「YOUは何しに日本へ?」
「はじめまして、シロアリマンさん!今回は、普段はどんな活動をされていて、どんな想いがあるのかという、キャラクターの内側をどんどん伺えたらなと思っています!よろしくお願いします。シロアリマンさんの方から今の活動についてまずは簡単にお話していただけますか。」
Mr. シロアリマンさん(以下シロアリマン)
「よろしくお願いします。」
※お仕事帰りに、弊事務所に駆けつけてくれたシロアリマン。まだ緊張してか、普段はそうなのか、真面目で堅い表情の様子・・・。
「まずは着替えさせていただきますね。」とおもむろに茶色のスーツを取り出したシロアリマン。
(スイッチが入った)
「 私は、Mr. シロアリマン!!」
「日本にきてから17年になります。現在は故郷であるケニアの栄養失調解決のためのシロアリ昆虫食の持続可能な地産地消のための活動を主に行っています。現在、その活動をより深めるためのクラウドファンディングにも挑戦しています!」
「あ!本物のシロアリマンだ!わぉ!Twitterでみたことあるひとだ!(大興奮)」
シロアリマンさんの活動についてはこちらを御覧下さい!
「17年!長いですね!日本にきたきっかけは就職で、ですか?」
「日本にきたきっかけは、2つ理由があります。まずは、日本の技術の勉強をしたかった。子どものころの親しんでいた電化製品は、全部日本製品だったんですよ。テレビもカメラもラジオもとにかく日本製のものしかなかった。だから、日本の技術に興味があった。
あと、もうひとつは忍者!子どもの頃はすごく弱かったので、いじめられてて。そんな中で、日本の忍者とか侍の映画とか本とかが好きだった。なので、日本にいって忍者のことを勉強していじめっ子達にリベンジしようって思ってました。」
「やっぱり、忍者や侍ってイメージはアフリカでも根強いんですね。半年前にアフリカ縦断していた時に、侍の格好してたんですよ。そしたらやっぱ、街中歩いていると『忍者!空手!』ってすごく声かけられて。しかも、『どこで道場やるんだ?忍者のワザを教えてもられるんだ?』ってかなり声をかけられました。それがすごい印象に残ってる。」
「今もまだ忍者は修行中で、忍者になる夢は諦めてないです。」
「なるほど!最初からシロアリに関連した活動をされていたわけではなかったんですね!それでは実際に来日されてから、どういう経緯でシロアリマンは誕生することになるんですか?」
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