経験=「点」を人生=「線」に。あなたはこの問いに答えられるか -吉川ますず①‐

大学在学中アフリカについて専攻し、タンザニア・ルワンダ・モロッコへの渡航履歴を持つ吉川ますずさん。

 

インターンや旅行を通して気付き学んだこと、そしてそれらを自分の人生にどう昇華させていくのかを綴る、新連載です!進路に悩む高校生・大学生必見です!

【序章】皆さんにとっての一行目は??

「…」

 

最初の一文はキャッチーな一言を!!ということはもちろん承知なのですが、これから連載させて頂く最初の記事の最初の文。

 

「何がふさわしいかな…」「何が一番伝えたいことなんだろう…」と考えた結果、うまく表現できず空白になってしまいました。

 

 

みなさんがもし記事を書くとしたら、
一行目はどんな言葉で始めますか??

 

 

改めまして、こんにちは!吉川ますずと申します。私は大学時代のタンザニアやルワンダでのインターン、モロッコへの旅行を通して、沢山の日本人の皆さんと語り合う時間に恵まれました。

 

そして、そのたびに「今後のアフリカとの関わり方」に悩んだり、「この経験をうまく消化できていない…」というモヤモヤを感じている同世代の人の声を沢山聞きました。

 

もしかしたら、アフリカと関わっている皆さんも、自分自身の経験をうまく自分の中から出せないとか、うまく将来に繋げられない…というようなもどかしさを感じる瞬間があるのではないかな…と思います。

 

実際に私自身も、まだ「点」の状態の経験もあれば、しっかり自分の中で「線」に繋がったと感じる経験もあります。

 

私は高校時代に国際協力に興味を持ち、大学では国際協力論やアフリカ地域論を専攻してきました。そして、現在は運輸系の会社で働いています。この連載ではアフリカでの様々な経験を通して、私がなぜこのキャリアステップを選んだのかに触れていきたいと思います。

 

きっとこの記事を読んでくださっている方の中には、沢山のフレッシュな若者がいると思いますが、「なんかちょっと共感できる!」とか「これって自分が思っていることと似ているかも!」と感じながら読んで頂ければ嬉しいです。

 

繋がりを大切にする

初めて「国際協力」に興味を持ったのは高校生の時でした。3.11のボランティアをしていたり、シンガポールへの短期留学を通して、「ボランティア」×「海外」という視点から「国際協力」結びつきました。

 

そんな中で、当時通っていた塾の先生の言葉でとても印象に残っているものがあります。

 

「ボランティアをしたいって言って海外に行く人は多いけど、日本にも貧しい人や困っている人は沢山いるよね。どうして海外なの?駅にいるホームレスなどはいいの…?」というようなことを言われて、「確かに…」と思ってしまいました。

 

今は、「そこの土地が好きで、そこにいる人に会いたい、役に立ちたい!」という単純な気持ちや、「その人ができること・心惹かれることからアプローチする!」ということが一番大切なことではないかと自分なりに解釈しています。

 

 

この質問に、アフリカに国際協力という形で関わっている皆さんはどう答えるでしょうか。

 

この問いは、改めて自分と国際協力を見つめ直すきっかけになったと思います。

 

 

自分の中の繋がりから考える

大学では、世界で起きる様々な出来事を理論に当てはめていく「国際関係論」よりも、自分の頭で考えて答えを出していく点に面白さを感じて、「国際協力論」を専攻しました。

 

グローバルな視点からアプローチするか、ローカルな視点からアプローチするか。

 

また、課題を理論に当てはめて解決を図るか、理論を用いて課題の解決を図るか。

 

というような違いがあると私は感じました。つまり同じものを目標にしているけれど、全く逆なアプローチです。

 

私はその中でも、自分の頭で考え、決して一つではない答えを探していく「国際協力論」に魅力を感じ、大学4年間を通して勉強してきました。

 

「アフリカとひとくくりにすることはできない!」というような言葉をよく聞きますが、簡単に理論に当てはめられず、その土地や時代によってアプローチが変わってくるからこそ、このALL ABOUT AFRICAを含め、アフリカと関わる方々の話は十人十色で引き込まれてしまいます…!

 

 

アフリカへの繋がり

転機になったのは「就職活動」で、大学三年生の冬にやっとアフリカに行こうと決心がつきました。

 

就活をする中で、国際機関や企業で働く、起業する、大学院に行くなど様々な選択肢の中がある中で、まず初めに「自分がどういう風に生きたいのか。」ということをすごく考えさせられました。

 

そんな時、偶然にも授業でアフリカの人たちが楽しそうに踊っている映像を見ました。

 

「アフリカはやはり貧しいイメージがある。でもなんでこんなに楽しそうなの?」

 

誰もが感じるような疑問を私も感じました。

 

 

「人生とは何を持って幸せというのか…」

「お金があったら幸せになれるのか…」

「自分はどういう人生を選択したいのか…」

 

その謎はアフリカに行けば解けるのか…?ただ単に「アフリカに行ってみたい!」という気持ちになりました。

 

「こんな小さな思い」が繋がってここまで来てしまいました。

 

私は、「繋がり」は自然にできていくサプライジングな楽しみでもあると同時に、「繋がろうとする」ことによって広がっていく世界もあると知りました。

 

 

やはり、ここまで書いてみて私にとっての一行目は「繋がり」だったかな…と思います。

ありきたりですね笑

 

でも、この記事を書いていて、改めて、自分自身が見たこと、聞いたこと、学んだこと、全てがアフリカへ、将来へと繋がっていると思いました。だからこそ、無駄な時間はなくて、まだ「点」の部分の経験がいつか繋がっていくのだろうなと思います。

 

読者の皆さんが記事を読んでくださっている時間も、何かの「繋がり」として感じて頂ける日が来ますように!

 

(次の記事へ繋がる!!)