こんにちは!高校二年生の鈴木希授(すずきまれじゅ)です!
私はトビタテ!留学JAPANの支援を受け、2019年夏、東アフリカのタンザニアとウガンダへ「ボランティア留学」をしてきました。今回はその経験を2本立てで記事にさせていただきます!
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第一弾の記事は高2女子がアフリカへ行けた訳やその準備についてです。近々アフリカに行く予定の方、アフリカに行ってみたいけれど最後の一押しが欲しい方のお役に立てればと思います。特に女性や高校生は必見です!
この記事の目次
6週間の人生初アフリカ
私はタンザニアのアルーシャという町の学校で2週間教育ボランティアを行った後、ウガンダに飛び、cinema starsさんという団体の1週間のツアーに参加させていただきました。ツアー終了後、タンザニアに戻り、マサイ族の村で3週間の教育ボランティアをしました。
タンザニアでは、普段ホームステイをしていたアルーシャからバスで6時間ほどかけてムネニア村という村へも行ってきました。この村には知り合いの青年海外協力隊の方がおられたので、地元の方のお家に2泊のホームステイをさせていただき、リアルなアフリカの村の暮らしを体験できました。
また、私は「伝統と教育の共存」をテーマとして留学したため、マサイ族の村やこのムネニア村でも調査を行いました。たくさん書きたいことがあるので詳細は次の記事にさせていただきますね!
Why Africa?
私には希授(まれじゅ)という名前の通り、「希望を授ける国際人になる」という夢があります。
アフリカに行くことを決意したのは、ずばり、この夢を叶えるためです。私は国内でもボランティア団体の代表を務めるなど、この夢を叶えるために活動してきましたが、現地の状況を知らない自分がそうしていることが、なんだか机上の空論のように感じていました。やっぱり、この目で現状を知りたい!この思いに突き動かされ、私はボランティア留学を決めました。
ではどうして、留学先にアフリカを選んだのか。それは私の留学のテーマであった、「伝統と教育の共存」を一番学べるのがアフリカ、特にタンザニアだと思ったからです。ウガンダは、学校教育以外の教育の仕方を学びたいと思い、魅力を感じたcinema starsさんに同行しました。
実際に行ってみると、アフリカに行く価値をさらに見出すことができました。タンザニアやウガンダの人たちは暖かく、特に子供たちは、言葉の通じない私にもTeacher! Teacher! といつも寄ってきてくれました。
アフリカ雑貨や食べ物も本当に大好きになりました。サファリに行ったンゴロンゴロの雄大な自然、ウガンダで見た地平線に沈むオレンジの太陽、近所の子どもと並んで見上げた満点の星空・・・。目を閉じただけで思い浮かぶ、忘れられない光景がたくさんあります。
たった6週間過ごしただけの私ですが、日を追うごとにアフリカが好きになっていき、今は一刻も早く戻りたくてたまりません。
高校生という立場。周囲の理解があってこそ。
高2女子が単身アフリカ渡航、となるとさぞかし反対されただろうと思われがちですが、私の場合は、周りは応援してくれていました。トビタテでは過去に何人もアフリカに行った高校生がいたということで、特に心配もなく、トビタテへの合格と、その先の渡航の準備に集中することができました。そのすべてを応援してくれた家族には感謝してもしきれません。
学校も協力的で、トビタテ担当の先生や担任の先生、過去にトビタテで留学されていた先輩に書類審査や面接審査のアドバイスをいただくこともできました。6週間の留学だったので、学校を2週間ほどお休みすることになり、不安もあったのですが、両親も学校も今しかできないことはやったほうがいい、勉強は後からどうにかなる、というスタンスだったので決心することができました。
お休みした期間は公認欠席という形で扱ってもらえたため、成績にも影響がなく、完璧なサポート体制に助けられました。どう考えても「出る杭」でしかない私を一切否定せず、応援してくれる友達を持ったことも幸いでした。
高校生である私は、良くも悪くも大人のサポートがないとチャレンジすらできませんでした。アフリカに行くことを考えている高校生の方は早めに周りに相談することをおすすめします。
高2女子単身アフリカ渡航の持ち物リスト大公開!
旅行前の準備はワクワク!でも初めてのアフリカは何を持っていけばいいのか不安ですよね?
ここでは参考までに私が持っていったものをリストにしました!女性はもちろん、男性の方もよかったら参考にしてください!
- スーツケース
アフリカ布や雑貨はとても魅力的!ついつい買い過ぎてしまうこと間違いなしなので、お土産を入れる場所を十分に確保しておきましょう!帰りのために布製の大きい鞄を持っていくのもいいでしょう。 - ポシェット2つ
1つにはお金やスマホ、メモ帳、ペンなどを入れて持ち運んでいました。もう1つは大きなお金やカード、パスポートを入れ、服の中に隠していました。 - 汚れてもいい着替え3日分+お出かけ用の綺麗な服1セット
- 上着
- スニーカー
- ビーチサンダル(家の中で履く用)
- 水着
- 洗濯用洗剤、洗濯板、ブラシ、ハンガー
- ビーチサンダル(家の中で履く用)
- 水着
- 洗濯用洗剤、洗濯板、ブラシ、ハンガー
ランドリーサービスのあるホテルならいらないかもしれませんが、私はホームステイ中、洗濯物は自分で手洗いしていました。 - タオル数枚
- 冷感タオル
- 制汗剤
- 洗面用具
- 石鹸類
- 薬用リップ(乾季は乾燥がひどくて大変でした・・・。)
- 帽子
- 日焼け止め
- 虫刺され薬
- 虫よけ
体に塗るタイプのものに加え、部屋に置くものも持っていきました。たいていの宿には蚊帳があると思いますが、できるだけ虫を部屋に入れないのが安心です。 - マラリア薬(マラロン)
- 体温計
- 絆創膏
- ウェットティッシュ
- ポケットティッシュ
紙がないお手洗いもあるので必ず持っていきましょう。 - 生理用品
- 現地語の会話帳など
おすすめは情報センター出版局の旅の指さし会話帳です。タンザニア、ウガンダのものはなかったので私はケニアのものを買いました。 - お土産
- インスタント味噌汁
朝ごはんに自分で作って飲んでいました。ホストファミリーにも好評でした。 - 双眼鏡
サファリなどに行くときに役立ちました。 - SIMフリーのスマホ
手続きをすれば今持っているスマホをSIMフリーにすることができます。短い滞在ならWi-Fiルーターを借りるのもありです。万が一の時のために、GPS 設定はONにしておきましょう。 - 自撮り棒
- 充電器
- アダプター
- 現地での活動に使うもの
- あると良かったもの
・カメラ
・ボディークリーム(乾季はかなり乾燥します。)
・ペットボトルホルダーまたは肩からかけられる水筒
Are you ready?
さあ、ここまで読んでいただければもうアフリカへ行く準備は万全ですね?早速行く国を決めて航空券を取ってスーツケースを・・・。なんて気が早いですが私は今すぐにでもそうしたい気分です。すぐに航空券を、とまではいかなくても、この記事が誰かの背中を押せていれば幸いです。
次回はいよいよ私が経験したことを具体的に書いていくのでそちらもぜひチェックしてくださいね!!よりアフリカの魅力が伝わる記事にしますよ!