マサイ族の村でキャンプ!タンザニアで考えさせられた「命の重み」

皆さん初めまして。渡部莉歩と申します。

皆さん!突然だが、

 

「命」とは何なのか?

 

毎日当たり前にとっている食事!

でも、本当は多くの「命」をいただいている。

そして、その食事で我ら人間は生きている。

マサイ村食事小屋からの景色!(風が強い) これは、私がタンザニアで考えさせられたことである。

 

今回は、私が 2019 年 3 月に MOTI Project のタンザニアスタディーツアーで感じたこと、考えたことについて書いていく。

夢の場所、アフリカ

アフリカ。それは、私にとって夢の場所。そのアフリカ一国目は、タンザニア!

マサイ村にて WITHマサイの子供たち

 

なぜ、スタディーツアーに参加したかというと…

狩猟採集民とマサイ族に会いたかったから!

 

そして、実際に会って、本当に日常生活を見直す色々なことを考えた!

 

と言うことで、

マサイ族の村でのキャンプとは…!?

「マサイ族」皆さんどんなイメージだろうか?

 

「めっちゃ視力いい」

「伝統的な衣装に携帯」

 

日本でも有名なマサイ族については、色々なイメージがあるのではないだろうか!

 

マサイ族は、タンザニアでNo.1 の規模を誇る民族で、元来牧畜生活をしている。

道端にいたマサイ族の男性(こんな感じでマサイ族の人だらけ!)

 

ちなみに、マサイ族の来ているチェックの服はマサイシュカという名前がしっかりある!

 

今回のスタディーツアーでは、マサイ族の住む村でキャンプに参加した。

 

マサイに囲まれ、山羊や牛に囲まれてのキャンプはなんとものどかで俗世から離れた時間を過ごすことができた。

キャンプ場所周辺のマサイ族の集落

 

そして、特に衝撃の体験が山羊の BBQ タイム!

 

なんと!山羊を一匹持ってきて、マサイ族のガイドさんが「バサッと」頭を一刈り。

 

山羊の鳴き声ととともに、自然と涙が流れていた。

 

日本人にとって、日頃、解体され「お肉」となった命をいただくことが普通。目の前で解体が行われる様子に、動物の命をいただく重みを改めて考えた。

 

しかし、日頃おいしく何も考えずに、「豚肉」「牛肉」「鶏肉」などを消費している私たち。

 

当然のことのようにをいただいているのに、なぜ涙が出るのか?

 

そんな自分に矛盾を感じまくった。

「動物」から「食肉」になる過程を、実際に見たのが初めてだからなのか?

 

人間だって、動物の一種!

そのことを再確認しなければならないと思う。

 

日々いただいてるすべての食材は、当たり前にもたらされている訳ではない。

もう一度「命」の重みを感じてみないだろうか?

マサイマーケットで売られている山羊(彼らも食用!)

 

「食べる」とは「命をいただくこと」。
当たり前だけど、一番大切なことを忘れていた。

 

食事をしながら、少しその食材に思いをはせてみよう!

「めんどくさい」…だけど、きっとなんか初心に戻った気持ちになるはず!

 

だから、記事を読んだ後、食事しながら Let's thinking!

 

さて、深い話もあるが、まだまだマサイ村での「食」に関する衝撃体験が!

びっくりなスープたち

その名も「山羊の臓物スープ」&「山羊の血スープ」

 

山羊はすべて残さず使うのが、マサイ族のルール。そこで生まれたのが、臓物をすべて入れて煮たスープと血と山羊肉を煮込んだスープ。

 

「やばいから覚悟して飲んだ方がいいよ」と代表から脅されていた。(特に臓物の方…)

 

いざ、時は満ちた

 

①臓物スープ

壺から出てきたそのスープは、濁った緑色👀

臓物スープの入った壺(スープの写真は暗すぎて没…)

 

やばくねーか、、

 

いざ、実食!

 

ううう、苦い!
けど、確かにスープ感はある笑

 

おいしいかどうかは、この文面から悟れるかと… 笑

 

②血のスープ

奥に見えるのが、血のスープ

 

OH、赤い!
まんま血やないかい。

 

しかし、お肉の感じといいビーフシチューっぽい。

 

またまた、実食!臓物スープから入ると、こちらは結構おいしい 笑

 

言うならば、コンソメスープ。(コーディネーターの受け売り笑)

 

まー、朝から血は大分なインパクトであった。

 

とはいえ、
「出されたものは、全部完食する」=我らメンバーのポリシー。

 

両方出された分は、完食!

隣のメンバーはちょいとギブアップ!

 

しかし、余すとこなく食べる精神の大切さを心の底から感じた!全部食べないと食材に申し訳ない!

 

トライして見たい方は、是非タンザニアへ GO!何かが強化されるはず!

 

全身で山羊を感じる「命」を感じるキャンプであった。山羊ありがとう。

 

山羊は、日本人にはあまりなじみがなく、お肉も山羊風味だが普通においしい。

ぜひ、タンザニアに行った際はお試しあれ!(ちなみに、山羊肉なら日本のアフリカ料理店で味わえる。)

「食材の命」について考えてみよう

ちょいと衝撃を与えてしまいましたが、とにかく言いたいことは「命」や「生きる」ことについて考えてみませんか、ということだ。

マサイ村にて飼われているロバ!(荷物を運ぶ)

 

日本で生きてると、命の重みは薄れてしまう気がする。

 

「命」をいただいている実感が薄いというか、おそらく、「命」が無くなってから手元に来ているからではないだろうか!

 

「捕殺」はなかなか見れるもんではない。

 

しかし、見ないことには、本当の意味で「命」に感謝はできない。「命」をもらい「生きてる」ことを実感できない

 

だから、日本人にも、一度は目をそらさず見てほしい。

 

私たち人間だって、「動物」―生きている。

 

それと同じく、我々のいただく食材のすべてにも「命」があったのだ。

 

これを読んだ後から、食事の際に「食材の命」に少し思いをはせていただけるようになれば幸いだ。

 

そして、同時に食材を無駄にせず食べ残しをやめてみてほしい。せっかくもらった「命」。

 

生きていたことを思うと「残せなくないだろうか?」

最後に

長くなったが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

魅力たっぷりのアフリカ、もっと感じていきたい。

マサイ村での朝日
(見えている右の山はメルー山)

 

ちなみに、私が参加した MOTI Project。

 

宣伝みたいになりますが、本当にいいプロジェクトです。(決して言わされてませんよ笑)

 

大学生・専門学生を対象にしたスタディーツアーやイベントを開催している団体で、パワフルで熱い代表 MOTIさんが運営しております!

 

もし、興味を持った方は、下記のリンクから詳しくみてください!

 

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