マラウイで青年海外協力隊として活動しています、カワカミアヤです!
今回は交通事情シリーズ第3弾! 首都リロングウェから北部への行き方を紹介します!
過去のシリーズはこちら☟
この記事の目次
マラウイの北部にはどんなところがある?
マラウイといえば、サファリが楽しめるリウォンデ国立公園、マラウイ一番人気の観光地ケープマクレアなど南部の観光地が有名です。
しかし、マラウイ北部にも一度は訪れてみたい隠れスポットが実は沢山あります。例えば下記のような場所は、マラウイの北部にあるのです。
- 「風をつかまえた少年(※)」の主人公、ウィリアム君の出身地カスング
- ※2019年夏、日本で公開されたマラウイの少年を主人公とした映画
- ザンビアとの国境の町、ムジンバとジェンダ
- マラウイ第3の都市・ムズズ
- マラウイ湖畔の(筆者的)ベストスポット・カタベイ
- タンザニアとの国境の町で、食の都カロンガ
etc..
どこか惹かれるところはありましたでしょうか?
冒頭の写真はマラウイ湖畔の町、カタベイで撮影した写真です。
無加工の写真ですよ!海が緑に透き通っていて、ものすごく綺麗ですよね!是非一度、ご自分の目で見てほしいです!
北部へのおすすめの行き方は?
では実際に首都リロングウェから北部に行くには、どうすればいいでしょうか?
今回おすすめする行き方は2つ。
①大型バス
②シェアリングタクシー
をご紹介します!
①大型バスで行く方法
以前の記事、“理学療法士がアフリカへ⑤交通事情1” では、大型バスの会社としてAXA、SOSOSO、Kwezy Busをご紹介しました。
今回おすすめするのはSOSOSOバス。
他の2つのバス会社と比べて、若干値段が安めですが、快適さ・軽食付き・時間に正確など他のクオリティは変わりません。また、バスが出発するのもリロングウェの中心地からで、とても便利。
Chipiku、Shopriteなど大きなスーパーが集まるエリア3、Game Complexの駐車場から発車します。
でも、注意点もあります!リロングウェから北部への発車時間は
- 7:00発(6:30チェックイン)、12:00ムズズ着
- 12:00発(11:30チェックイン)、17:00ムズズ着
の2便のみです。
7:00発の便のみ、13:00ムズズ発のカロンガ行きのバスに乗り継ぐことも出来ます。
下の写真が料金表です。(2019年版)
リロングウェを朝一に出てこのバスに乗れば、暗くなる前にカロンガまで行けます。
では、どうやって乗ればいいでしょう?
SOSOSOバスは【事前予約】が必要です。
予約は2つあり、
- 直接オフィスに行って予約する方法
- 電話予約する方法
があります。
↓SOSOSOバス、リロングウェオフィスはGame Complexのすぐ近くにあります。バス発着場から徒歩3分程度。
写真にあるオフィスで、利用したい日時と便を伝えればOK。先払い制です。
また、電話予約する際は、先ほどの料金表のLILOMGWE OFFICEの番号に電話して下さい。
基本的には事前予約制ですが、空席のある場合のみ当日そのままバス乗り場に向かっても乗れることがあります。
※その際は絶対にチェックイン時間までに着くことをおすすめします!!
②シェアリングタクシーを利用する方法
シェアリングタクシーの利点は事前予約がいらず、好きな時間に移動できること!
ファミリーカーのようなタイプでは発車まで待たなければならない場合もありますが、最大乗車人数は8人程度。ミニバスに比べれば待ち時間は格段に短いです!
北部方面へのシェアリングタクシーはリロングウェ郊外にあるKanengo(カネンゴ)というところのPumaガソリンステーションの駐車場から発車しています。
M1道路という大通り沿いにあるためわかりやすいですよ!
Kanengo(カネンゴ)への行き方についてはぜひ以前の記事、“理学療法士がアフリカへ⑥マラウイの交通事情2~カムズ国際空港からリロングウェタウン~” を参考にして下さいね!
このKanengo(カネンゴ)からは、最北でムズズまでのシェアリングタクシーが待機しています。ムズズより北部、カロンガなどに行きたい場合はムズズから乗り換えが必要です。
大体の所要時間と料金(2019年10月時点)です↓
- リロングウェ→カスング:約2時間、MK2500前後
- リロングウェ→ジェンダ:約3時間、MK6000前後
- リロングウェ→ムズズ:約5時間、MK7000〜8000
料金については交渉も可能です!
シェアリングタクシーはSOSOSOバスの値段を超えることは絶対にないので、タクシーを使う場合も事前にSOSOSOオフィスで自分の乗りたい区間の料金だけ調べて行ってもいいかもしれませんね!!
自由な時間に出発出来ることが利点のシェアリングタクシーですが、ムズズまで行く場合は13:00までにリロングウェを出発出来るよう動くことを強くお勧めします。
13:00以降出発では、暗くなる前に到着することが出来ない可能性があるからです。
外灯がないので、夜間の交通事故が非常に多いマラウイ。大変な目に遭わないように、夜間の移動は避けましょう。※マラウイの協力隊員は夜間の都市間移動は禁止されています
その他の方法も…
今回はおすすめしませんでしたが、ミニバスでも北部方面へ行くことができます。
下の地図にあるリロングウェ・エリア2のバス発着場では、北部方面へ行くミニバスの他、予約制でない、人が満員になると発車する大型バスも待機しています。
ミニバスについてはKanengo(カネンゴ)にも待機していることがあります。
「時間がかかってもとにかく安く移動したい!」
という方は挑戦してみて下さい、かなりの旅感が味わえます。
とにかく北部へ来てみて!
今回は首都リロングウェから北部方面へのおすすめ移動方法を紹介させていただきました。
これからはわたしの愛する北部の魅力も発信していきたいと思います!わたしが現在生活しているムズズ、そしてわたしにとってのベストスポット・カタベイの魅力については、次回以降の記事でたっぷり紹介致します。
次回の記事もお楽しみに!