こんにちは!!ヒトミです!
今日もざっくり1分でわかるアフリカニュースをお届けします。
今日のニュースはマダガスカルから。
マダガスカルの「抗ウイルス発酵食品」、飛ぶような売れ行き
マダガスカルの市場に立つニリーナ・ラボロナ(Nirina Ravolona)さん(55)は、自然発酵食品を知り尽くしており「ショウガとレモンとタマネギをまぜれば、そのウイルスを打ちのめす」と、ラボロナさんは20年に及ぶ経験から断言する。「辛い食品」も免疫システムを強化し、恐ろしい病原菌を妨ぐことができると勧める。
こうした主張に医学的裏付けは全くないが、その市場に通う客たちは疑いのかけらもないという。「マダガスカルの人々は伝染病が流行するたびに民間療法に頼る。それが私たちの伝統」だとラボロナさんは言う。
いつもはショウガだけを売っているある行商人は、「大統領が新型コロナウイルスの感染を初めて発表してから、みんながレモンとショウガを買いに走った」と語った。わずか数日のうちに、レモンの値段が1キロ当たり2000マダガスカル・アリアリ(約60円)から3倍の6000アリアリ(約180円)に上昇した。ショウガの値段は10倍になった。
この行商人にとって、いわゆるコロナウイルス自然療法をめぐる騒ぎは、他のさまざまなものと同様、単に一つの商売の機会にすぎない。「どのみち、このコロナウイルスのことはあまり真に受けてないんだ」と彼は語った。貧しい市民の多くはコロナウイルスよりも家族を養うための働きに出る。
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AFPBB(https://www.afpbb.com/articles/-/3277623?page=1&pid=22261806)