2017年11月に弊団体AYINAが実施いたしましたクラウドファンディング
「人生を賭けて挑む!ベナン人が国内問題をヨーグルトで解決したい」
が、当初目標の62万円を大きく上回る118万円を124名の方にご支援いただきました。
しかしながら、発注先の詐欺行為など、その後に様々なトラブルが起こり、スタートが延期。
ご支援者様にも多くのご心配とご不安をいただきながら、2019年12月になんとかヨーグルトの生産と販売が始まりました!
とはいえ、スタートから軌道に乗るまでの数年が一番大変な時期となります。
2020年は沢山の壁を突破していく年となります。
そこで、せっかく日本の皆様のおかげでスタートしたプロジェクトですので、日本の皆様ともできる限り一緒に成長させていきたいと考えました。
この記事の目次
ヨーグルトプロジェクトとは
本気で国を変えたいベナン人とヨーグルト生産・販売で、ベナンの貧困の原因にもなっている「現地生産力と雇用レベル」の解決に挑みます!
最近ではアフリカも南アフリカ、ケニア、ナイジェリアなど、日本人でも知るくらいに発展してきている国が増えてきています。
しかし多くの国はまだまだ後進国という状況です。私が現在メインで活動しているベナン共和国もその国の1つで、特に大きな問題として挙げられるのが「現地生産力」の低さです。
現地生産力の低さとは、現地で生産出来る資源があるのにも関わらず、大きな市場に出回っているのは、周辺国や海外からの輸入品ばかりである事。
これはグローバル化が一気に加速した事により、本気の現地人が挑戦出来ない程に外国からの「ヒトモノカネ」が流れてくるからでした。
よって、現地のフレッシュな野菜や果物などが、海外からの輸入品に市場を支配され、小さい市場で低価格で販売するしかない状況などが生まれてしまっています。
今回のプロジェクトで行うヨーグルトも同様の状況です。しかもヨーグルトはベナン人が大好きで、栄養価も高い為、毎日のように食べている人も多い食べ物なのです。
そして次に挙げられるのが「雇用レベル」の低さです。
雇用レベルの低さですが、大学に行けないような状況の人達はおろか、大学を出て、やる気もスキルもあるような現地人ですら、雇用のチャンスに恵まれない現実があります。
そして雇用されたとしても、永遠に同じ作業の繰り返しであったり、給与が上がらなかったり、長時間労働を強いられたりと、雇用者と経営者との間に大きな差が生まれてしまっているのです。
このプロジェクトを立ち上げる前から、様々な活動を共にしてきた現地人パートナーのジコは、ベナン最大手のヨーグルト工場で働いておりました。
ヨーグルト業界に携わってきて気づいたことが、ベナンには資源もあり、人材もいるのにも関わらず、「現地生産力」と「雇用レベル」の低さによって、ベナンの経済は発展したとしても、それが国民の末端まで豊かにならない場面をなんども見てきたと語ります。
今回の挑戦は、決してヨーグルトビジネスという意味だけではなく、ベナンの大きな問題解決の糸口になればと思っています。
またこの成功事例を先駆けに、他の本気の現地人が同様の挑戦をする際のサポートもしていければと考えています。
fa-youtube詳しくは下記のyoutubeも是非ご覧下さい!
ボランティア(インターン)スタッフを募集いたします!
詳細は以下になります!
応募条件
- 英語でコミュニケーションが取れる(フランス語なら尚良い)
- マーケティング経験、又は勉強をしている
- 食品関連の仕事の経験、又は興味がある
- 1ヶ月以上の滞在可
- 起業直後なので受身ではなく、一緒に考え改善する意識がある
得られるであろう体験、経験値
- 主に現地スタッフと働くので、語学力の向上
- ヨーグルトの生産、マーケティング、広報などの経験
- 滞在はホームステイなので文化交流ができる
- 休みの日には観光に行ける
渡航時期や詳細はお問い合わせください
上記の条件を読んでいただきご興味を持っていただけれたら、まずは以下のお問い合わせフォームから一度ご相談くださいませ。
詳細をお伝えさせていただいた上、条件や時期、金額などもお話しながら条件が合えば実施とさせていただければと思います。
内藤獅友(ないとうしゆう)
NPO法人AYINA副代表、株式会社Africa Network副社長