
こんにちは!沖縄の高校に通う山田果凛(@imigongo_rwanda)です!
私には大きな夢があります!資本主義社会の中で非常に難しいことだとは思いますが、それは
社会の格差をなくし、一人でも多くの子供の未来を守りたい
というもの。
14歳のときにインドへ行き、目の前で小さな子供が餓死してしまうのを目にしました。
なぜ、世界はこの命が救えないのか...
その問いは私の人生において大きな起点となりました。
きっと誰かが、どこかの団体が、ではなく、自分にできることを自分がする!
そのために第1歩としてクラウドファンディングに挑戦します!
※目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)、支援募集は5月15日(金)23:59 まで。
大きな夢に向けて、たくさんの方のサポートの元、このプロジェクトがスタートしました!
この記事では、どうプロジェクトスタートに至ったのかをご説明したいと思います!
この記事の目次
自己紹介
住所:沖縄読谷村
学校:沖縄クリスチャンスクールインターナショナル
趣味:バレーボール、バスケットボール
ボランティア経験:タイ・インド・沖縄
沖縄で学生主体ボランティア部を運営しています。
ボランティアからのネクストステップを探して
14歳の時にインドへ旅行へ行き、そこで初めて今日食べるご飯に悩む小さな子供達に出会いました。
今日食べるご飯に困ったことのない先進国に生まれた自分の責任を感じました。
- たった15円の食費が足りず餓死してしまう子供
- 家族を養うために学校へ行かずゴミ拾いへ出かける子供
- 親が事故でなくなった日に人身売買で売られる子供
ボランティアを通して、見えなかった世界を知り、
その想いは強くなっていきました。
「社会を変えたい」
そう思ったときにボランティアでは自らの力の及ぶ範囲が小さいと感じました。
少なくとも私のやってきたボランティアは、あくまで起こってしまった不幸に対するアクションであったので、そもそも起こらないようにするにはシステム化の必要性があると学びました。
例えば、インドのスラムへご飯を持っていくボランティアはもちろん大切だけど、子供たちにご飯が行き届かない社会は変わらない。
この「そもそも」を解決するには、親の収益だったり、カーストシステムだったり、または性教育だったり、いろんな面からのアプローチが必要だと学びました。
全ての問題は、様々な問題が複雑に重なり合って発生していて、そのどれか一つを解決したところで効果は一時的でしかない。
本当に世界の子供たちを助けたいと思ったとき、一時的な解決策に惑わされるのではなく、「継続的、効果的、そして実用的」に着目してシステムを生み出さないといけないと気付きました。
その想いを持ち、私は2月にアフリカ・ルワンダ共和国へ行ってきました!
ルワンダ共和国の現状
ルワンダは東アフリカの内陸国。
1994年に1ヶ月で100万人の大虐殺(ジェノサイド)が起きた地として知られています。
そんなルワンダはその後急激な成長を成し遂げており、GDPは年平均7%上昇し、ビジネスを行いやすいランキングでは日本を上回る世界29位にランクインしたこともあります(日本は同年38位)。
ルワンダのカガメ大統領は「ICT立国」を掲げ、今や「アフリカのシンガポール」や「アフリカの奇跡」としてビジネス界でも注目を集めています。
そんな急成長するルワンダですが、1人当たりのGDPでみてみると、世界で21番目に貧しい国なんです。
公用語は10年前にフランス語から英語に変わって、学校についていけない子供も多く、IT化すればするほどに、乗り遅れてしまっている人たちが追いつくのは難しい世界だと私の目には映りました。
プロジェクトとは
イミゴンゴとは、18世紀にルワンダの王室の飾りとして用いられていた子牛の糞を利用したルワンダアートです。
木の板をベースに、その上に子牛の糞と灰を混ぜて作られた粘土で幾何学模様が描かれています。
そのインパクトある壁飾りはフランスのパリに展示されていたり、ニューヨークでの展覧会も予定されていたり、国際的な人気があります。
イミゴンゴの詳細はこちらの記事からfa-check-square-o
当初、物乞いをしている子供たちにイミゴンゴの作り方を教えよう!というプロジェクトを個人で進めていたのですが、学校に行かずに仕事をするのは本末転倒だと気づきました。
親が安定した仕事を持つことで、その子供達が自由に未来を描けるような教育を受けられるようにすべきだと思い、途中で方向転換しました。
途上国で作られる伝統品には魅力あるデザインやストーリーが眠っています。
そこで私たちは、伝統品を活かしながらも、日本の価値観とマッチングし、広く受け入れられる形を提案し、それを現地の雇用活性に繋げ、現地の方々の仕事を増やしたいと思っています。
これによって、多くの子供が貧困状態から脱出できるはずです。
ルワンダでやってきたこと

キガリ市長との写真
3日目に私の想いに賛同してくれた大学生とタッグを組みプロジェクトがスタートしました!
まず、ルワンダの首都、キガリ市内にあるすべての支援団体に想いを伝え、Care International様の紹介でYWCA(Young Women Christian Association)様に協力していただけることになりました。

イミゴンゴ作成風景
話を進めていくうちに、もっとイミゴンゴについて知りたい!と思うようになり、タンザニアの国境まで行って、ゼロからイミゴンゴ制作を体験してきたり、村の子供たちの生活を学ぼう、と行った村の調査でおいしいルワンダの家庭料理をごちそうになったりもしました。
普通の旅行では出会えない人たちと出会い、とっても楽しい時間を過ごしました。
資金の使い方
目標: アクセサリー500個/月体制構築
立上げ・指導のための渡航費・諸経費
25万×2人
現地チーム形成・運営
- イミゴンゴ作成指導員
- 国内搬送/物資調達
- ピアス製造マネジャー
- 品質管理/輸出管理
- 作業員 x 5名程度
- 全体管理(経理)
諸経費含めた運転費
10万/月 x 3ヶ月分
工房・工程整備立上
- イミゴンゴ制作工程:乾燥工程の改善
- ピアス製造工程:加工作業/塗装作業/在庫・仕掛り管理/パッキング
極力現地で入手できるもの/借りられるもので対応 10万〜
日本国内マーケット形成
- オンラインサイト構築
- イベント出店
- その他宣伝広告
国内活動経費含めて 10万
クラウドファンディング手数料 14%
16.3万円
合計 116.3万円
(クラウドファンディング手数料込み)
クラウドファンディングが成功したら
クラウドファンディングが成功したら、8月にもう一度ルワンダへ渡航し、現地のシングルマザーにイミゴンゴを活用したオシャレなアクセサリーを生産してもらう体制を整えます!
また、集まった支援金は現地制作チーム形成、運営工房・工程整備立ち上げと、日本国内マーケットの形成に使われます。
これを実現することで、ローカルの人が、自分たちの働きで子供達を養うことができます。現地の人たちにとって、自分たちで稼ぐ仕組みがいるのです。
私は学校もあり1年中ルワンダにいれません。
だからこそ、ビジネスモデルがローカルで回るよう、地元に寄り添ったシステムにしたいのです。
イミゴンゴは、ルワンダの工芸品だからこそできるビジネスだと考えています。
この挑戦、成功するまで負けません!
このプロジェクトをやる!と決めてから本当に毎日やることが多く忙しいです。
が、とってもとっても幸せです!
ずっと形にしたかったシステム化がやっと見えてきました。
そして「やる!」と口に出してから本当にたくさんの方々に応援・支援していただいており、感謝で胸がいっぱいです。
高校生の挑戦、成功するまで負けません。
子供たちを守るために今の社会を変えるには、ワンタイムの募金ではなく、継続的、効果的、そして実用的なシステムが必要です。高校生ですが皆様の支援を必ず形にしていきます!!!
このプロジェクトがルワンダで成功したら、他の途上国でも地域に合わせた形でやっていきたいと思っております!
どんどん挑戦していきます。
皆様に「楽しいな、面白いな」と思っていただけたら幸いです。子供の未来を大切に、一緒に守っていく社会創りをしましょう!
クラウドファンディングにて、ルワンダとイミゴンゴを感じられるリターンをたくさん準備いたしました!
ぜひぜひ1 回覗いてみてください!
私の一押しはイミゴンゴアクセサリーと、オリジナルデザインイミゴンゴです:)