第25回【色編】みんなは何色が好き?スワヒリ語で答えてみよう! 

好きな色をスワヒリ語で
答えてみよう!

こんにちは。ALL ABOUT AFRICAスワヒリ語学習室です。

突然ですが、世の中に「色」っていったい何色あるんでしょう?
みなさんの好きな色は何色ですか?

そう、今回のテーマは「色」です!
第10回では、買い物のフレーズを勉強したので、色を覚えると買い物の幅も広がること間違いなしですよ!

基本の色は3つ!

スワヒリ語の中にある基本の色は3つとされています。
1つずつ見ていきましょう!!

1) -eupe

発音: エウーペ

意味: 白

2) -eusi
発音: エウーシ
意味: 黒

3) -ekundu
発音: エクンドゥ
意味: 赤

基本の色は、上で見た白、黒、赤の三色。
名詞と合わせて用いる際には、-の部分にその名詞クラスにあった形容詞接頭辞が付きます。
形容詞接頭辞はまた別の回で学習します!!

 

 

その他の色を見ていこう!!

スワヒリ語で白黒赤以外の色を表すときには、rangi(色)という単語を用いて表現します。

1) majani
→「緑

発音: マジャーニ

2) manjano
→「黄

発音: マンジャーノ

3) buluu
→「青

発音: ブルー

4) pinki
→「ピンク

発音: ピンキ

5) zanbarau
→「紫

発音: ザンバラーウ

6) machungwa
→「オレンジ

発音: マチュングワ

ここであげられている単語を用いて色を表す際には、単語の前に rangi ya という語を付け足すことで、色を表すことができます。
例えば、machungwa だけでは、オレンジ(果物)という意味になるので、rangi ya machungwa とすることでオレンジ色を意味するのです。
日本語でも、「藍色」などは、藍の色をしていることから藍色と呼びますよね。スワヒリ語も同じですね。

 

・kalamu nyeusi    (黒いペン)
・nyumba nyekundu (赤い家)
・kitabu cha rangi ya buluu  (青色の本)

 

では、会話例を見てみましょう!

会話例

A:Baba, unajua nguo yangu iko wapi? 「お父さん、私の服どこにあるか知ってる?」

B:Nguo yako ina rangi gani?  「あなたの服はどんな色?」

A : Ina rangi nyeusi. Mama alinishonea!   「白色だよ。ママが私のために縫ってくれたやつ!

B:Leo asubuhi nilimwona dada yako anavaa nguo hiyo!!    「今朝、お姉ちゃんがその服を着てるの見たよ!」

 

第25回はこれで終わりです。みなさん、ここまで見てくれて、Asanteni sana! どうもありがとうございました!

次回は天気や気候について学習します!それでは Kwa herini! さようなら!

 

Maneno muhimu = 重要単語
-eupe =白い / -eusi = 黒い / -ekundu = 赤い / majani = 緑、草 / manjano = 黄色 / buluu =青 / pinki = ピンク / zanbarau = 紫 / machungwa = オレンジ / rangi = 色 / -shonea = ~のために縫う / -vaa = 着る、身に着ける

 

小森先生のアドバイスコラム
小森淳子 : 大阪大学外国語学部スワヒリ語専攻・教授
今回は「色」のお話でしたね。

世の中には、いくつの「色」があるのか。
これは、実際にどのように「色」が見えるか、という話ではなく、いくつ「色」を表す言葉があるか、ということになります。

日本語では、虹は7色と言われていますが、それは、7色に見えるというのではなく、7つの言葉を当てはめている、というだけのことです。

赤、橙、黄、緑、青、藍、紫 の7色だそうですが、どこからどこまでが「橙」で、どこからが「黄」か、なんて分けることはできませんね。実際の虹は、光のプリズムのグラデーションであって、境目などないのだから。

色の名前は、ほとんどが、何か物の名前に由来しています。「橙」はもちろん果物だし、「緑」も「新芽」を表す言葉からきています。そんな風に物の名前に由来している言葉がほとんどで、それらを除いていくと、真に色を表す言葉というのは、どの言語でも、それほど多くはありません。

スワヒリ語では、3つですね。「白」-eupe、「黒」-eusi、「赤」-ekundu でしたね。アフリカの多くの言語では、この3つが色を表す基本語彙です。

日本語では、どうでしょうか?

スワヒリ語と同様、「白」、「黒」、「赤」があって、それに「青」が入って、この4つが色の基本語彙と言えます。

日本語で、この4つが色の基本語彙といえるのは、この4つに共通点があるからですね。

スワヒリ語では、「白」、「黒」、「赤」だけが、名詞と同じ接頭辞をとる、という共通点がありました。(他の色の語彙は、rangi ya ~ という言い方をするのでしたね)

日本語の「白」、「黒」、「赤」、「青」の共通点は、何でしょうか。

はい、そうですね。

名詞を修飾する時に、「い」がつく、ということですね。

白い歯、黒い肌、赤い花、青い空

他の言葉は、「の」になりますね。

緑の葉、茶色の枝、紫の布、黄色のチューリップ

あ、「黄色いチューリップ」って言う人もいるかなぁ?

「黄色」というのは、「赤」や「青」のように、限りなく「色」の基本語彙に近いイメージなので、「い」でもOKな感じになってきてますね。

まぁ、でも、4つの基本語彙の仲間に入れてもらえないのは、「黄色」って「色」っていうのが入っているからねぇ。

これが将来、「黄いチューリップ」と言えるようになれば、めでたく色の基本語彙の仲間入りだけど、まぁ、そんな日は、来ないだろうね。