【アフリカ対談】× Mr. シロアリマン~栄養失調を救うヒーローは何者なのか~

Twitter界に彗星のごとく現れたMr.シロアリマンさん。全身茶タイツの見た目のインパクトから、Twitterで見覚えのある読者もたくさんいるはず。

 

実はシロアリマンさんは、故郷アフリカの人々の栄養失調をシロアリ昆虫食で救うために、チーム Healthy Termite Productionでクラウドファンディングに挑戦中!

 

Mr. シロアリマンという単なるキャラクターだと思ってる人もいそうだが、彼のコスチュームには実はとてつもなく大きな「想いが込められている。

 

彼は一体何ものなのか、そこまでシロアリを前面に押し出す理由は何なのか・・・。

 

先日、9月1日にTokyo Africa Collection 2019を600席満席にした、東京アフリカコレクション副代表にしてALL ABOUT AFRICA管理人の稲川雅也が、同じくアフリカへの関心を高める活動家として、インタビューを敢行!

 

稲川雅也(いながわ まさや)
1995年 神奈川県出身|株式会社東京アフリカコレクション取締役副社長|アフリカウェブメディアALL ABOUT AFRICA代表|フリーとしてアフリカ旅発信やイベント登壇も精力的に取り組む|学生時代にタンザニア教育支援の学生団体ASANTE PROJECTを創設、代表を務めた|2019年アフリカ10ヵ国縦断達成。
Kiplangat Justus K(キップランガト ジャスタス)
アフリカのケニア共和国で生まれ。ケニアと日本に15年以上在住。故郷の栄養失調解決のためシロアリ昆虫食の持続可能な地産地消・砂漠緑化を研究事業開発を通じて、実際にアフリカ人の生活に貢献したい。その為にも、R1ぐらんぷり2019アマチュア決勝進出、NHKラジオ出演、JICAで講演、グロービス経営大学院のクラブ活動で登壇、日本テレビ、TBSの番組に出演などなど… さまざまな活動を行う。https://twitter.com/shiroariman
今回もファシリテーターを務めるのはKorinです。
Korin (コリン)
京都出身。6年間雑貨バイヤーとして会社務め、退職後イギリスに2年在住、旅した国は世界41ヶ国。ふと "アフリカに呼ばれている" と会社を衝動的に退職すること2度目。マサヤと旅の途中でたまたま出会い、共にアフリカを周遊後、AAAに参入。ライター、編集、営業なんでもこなしている。自身の旅先から買い付けてくるオンライン雑貨屋「KIZUNGUZUNGU」のオーナーでもある。

 

まずは、お聞きします。「YOUは何しに日本へ?」

「はじめまして、シロアリマンさん!今回は、普段はどんな活動をされていて、どんな想いがあるのかという、キャラクターの内側をどんどん伺えたらなと思っています!よろしくお願いします。シロアリマンさんの方から今の活動についてまずは簡単にお話していただけますか。」

 

Mr. シロアリマンさん(以下シロアリマン)

「よろしくお願いします。」

※お仕事帰りに、弊事務所に駆けつけてくれたシロアリマン。まだ緊張してか、普段はそうなのか、真面目で堅い表情の様子・・・。

 

「まずは着替えさせていただきますね。」とおもむろに茶色のスーツを取り出したシロアリマン。

 

 

(スイッチが入った)

 

「 私は、Mr. シロアリマン!!」

日本にきてから17年になります。現在は故郷であるケニアの栄養失調解決のためのシロアリ昆虫食の持続可能な地産地消のための活動を主に行っています。現在、その活動をより深めるためのクラウドファンディングにも挑戦しています!」

 

 

「あ!本物のシロアリマンだ!わぉ!Twitterでみたことあるひとだ!(大興奮)」

 

シロアリマンさんの活動についてはこちらを御覧下さい!

 

「17年!長いですね!日本にきたきっかけは就職で、ですか?」

 

「日本にきたきっかけは、2つ理由あります。まずは、日本の技術の勉強をしたかった。子どものころの親しんでいた電化製品は、全部日本製品だったんですよ。テレビもカメラもラジオもとにかく日本製のものしかなかった。だから、日本の技術に興味があった。

あと、もうひとつは忍者!子どもの頃はすごく弱かったので、いじめられてて。そんな中で、日本の忍者とか侍の映画とか本とかが好きだった。なので、日本にいって忍者のことを勉強していじめっ子達にリベンジしようって思ってました。」

 

「やっぱり、忍者や侍ってイメージはアフリカでも根強いんですね。半年前にアフリカ縦断していた時に、侍の格好してたんですよ。そしたらやっぱ、街中歩いていると『忍者!空手!』ってすごく声かけられて。しかも、『どこで道場やるんだ?忍者のワザを教えてもられるんだ?』ってかなり声をかけられました。それがすごい印象に残ってる。

 

 

「今もまだ忍者は修行中で、忍者になる夢は諦めてないです。

 

「なるほど!最初からシロアリに関連した活動をされていたわけではなかったんですね!それでは実際に来日されてから、どういう経緯でシロアリマンは誕生することになるんですか?」

 

 ※記事は次のページへ続きます。

 

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