こんにちは!
ギャップイヤーで南アフリカに行っていた内田光咲(みさき)です!
今回またALL ABOUT AFRICAで記事を書かせていただいているのは、大学に入学した後も、私のギャップイヤーを終わらせたくない!と思ったからです。
実際に南アフリカに行ってみて、帰ってきて、大学に入学して。
今も感じるのはやはり、アフリカの国々と日本の地理的距離だけでなく、精神的距離も離れているということです。
「アフリカ=貧困・危険・犯罪」といったマイナスなイメージを持っていて訪れることを恐れる人もまだまだいます。
なので、ここで発信を続けることで、少しでも多くの人にアフリカの国々を近くに感じてもらいたいです。
そんなわけで、今回は、ブルンジから来た私のクラスメイトNoël Gatsindaさんに、知る人ぞ知るアフリカの超小国ブルンジについて教えてもらった内容をシェアしたいと思います。
そして、Noëlさんがなぜはるばる日本まで来たのか、そして今何を感じているのかをインタビューしました。
ブルンジ共和国ってどんなとこ?
皆さんはブルンジ共和国をご存知ですか?私はNoëlさんに出会うまで知らなかったです。
東アフリカに位置する小さな国です。ルワンダの下、コンゴの右、タンザニアの左上です!
首都はギテガ。言語はフランス語とキルンジ語が公用語です。
Noëlさんに謎に包まれたアフリカの秘境ブルンジの魅力を教えてもらいました。
ブルンジの魅力を知りたい!
「ブルンジにはたくさん魅力があるけど、1番は壮大な自然と野生の動物たちだね。手付かずの自然の中に、シマウマ・ライオン・バッファローとかアフリカらしい動物がたくさんいるよ。」
「タンガニーカ湖はすごく綺麗だよ。コンゴやタンザニアとも面している大きい湖だから絶対訪れて欲しいね。あとはカレラの滝も有名ですごく綺麗だし是非来てみて欲しい。」
タンガニーカ湖
カレラの滝
「その他だと、ブルンジはキリスト教だから、ブジュンブラ大聖堂とかもステンドグラスが神秘的だよ。」
「日本の寿司みたいに国特有のものというわけじゃないけど、東アフリカでよく食べられているウガリは日本の米みたいなものだよ。キャッサバの粉に水を入れて練って固めたやつ。あとは、バナナチップスは絶品だね。」
このように、ブルンジはアフリカンカルチャーがしっかり残る、伝統的な国です。
しかし、その一方で、一人当たりのGDPが低く、世界で最も貧しい国第2位とも言われています。
ブルンジから日本に来た理由は?
「あしなが奨学金が僕を支援してくれたからなんだ。小さい頃に親を亡くしていてね。でも奨学金をもらえるのはブルンジから1人だけだったんだ。だから数ヶ月間ウガンダで猛勉強して、将来の計画も発表して、ついに代表に選んでもらって、今ここにいるんだ。」
「将来の計画だから漠然とはしているけれど、日本で勉強したことを、ブルンジの子供の教育に生かしたいんだ。あとは、ブルンジのフルーツを使ったビジネスもできたらいいなと思ってるよ。」
「日本に来る前に、日本人のボランティアの先生が日本のことを教えてくれていたんだけど、その人たちはみんな親切でとても印象が良かったよ。実際に来てみて、イメージはそのまま。日本の人は少しシャイだけど、とっても優しい。
それに黒人は日本でなかなか受け入れられないと聞いていたんだけど、みんな僕を受け入れてくれて嬉しい。」
AAAの読者の人たちにNoëlさんからメッセージ
「世界の数ある国の中から、アフリカの国に興味を持ってくれてありがとう。アフリカはヨーロッパやアジアと一緒で地域の名前で、その中に55カ国があって、それぞれ違う文化や風土があるので、是非足を運んでみて欲しい。」
日本であまりなじみのないブルンジ。
Noëlさんが大学に来てくれたおかげで、私とブルンジとの精神的な距離が近づきました。
だから、次は私がAAAで発信していくことによって、より多くの人にブルンジを近くに感じてもらいたいです。