レソトの田舎村Ha Sekantsiで見た自然と密に寄り添う暮らし-渡邊莉瑚

こんにちは、Palesaです!

 

今回は私が1週間ほど滞在していた田舎村Ha Sekantsi(ハ・セカンツィ)についてお話しします!

 

この村はレソトの首都マセルから約3時間車で移動した後、2時間徒歩で山や川を越えたところにあります。山に囲まれた村、もしくは山の上にある村といっていいかもしれません。

 

そんな田舎の村ハ・セカンツィですが、この村の生活がとにかく驚きだらけだったのでシェアさせてください!

Ha Sekantsiのここがすごい

自然が豊かすぎる

この村の人々は今でも伝統的な生活様式の中で暮らしています。電気、シャワー、車などはなく、自然と密接につながった暮らしがここにはあります。

 

朝日とともに目を覚まし,家畜の世話をすることから1日が始まります。男性は放牧、女性は家事をします。木や牛の糞を使って火を起こし、ご飯を作ります。夜になって暗くなると焚火を囲んでご飯を食べ、談笑します。焚き火と山と満点の星空は最高の景色でした。

 

スティックファイト

レソトの人たちは戦争が絶えなかった時代に山の上に住み始めました。

 

利点として、

  • 敵をすぐに見つけることができる
  • 敵が山を登って村へ侵入して来る間に戦闘の準備ができる
  • 上(高いところ)から攻撃できる

ということからでした。

 

そして、今でも子どもの時から万が一の時に備えて棒を使った戦いのやり方を学びます。両手に棒を持って戦うその姿は圧巻でした。

子どもたちが最強

この村の子どもたちは世界一と言っていいほど本当に最強なんです。

 

家事を手伝ったり、あの小さな体で自分よりも大きなものを運んだりします。それだけでなく、動物の扱い方も熟知しています。馬やドンキを乗りこなすのはもちろん、放牧もやってのけます。

 

何種類もある口笛と声を使い分け、石を投げながら家畜を誘導するその姿は子どもながらかっこよかったです。

アナウンスがワイルド

滞在中に村人みんなを集めて会議をする日がありました。日本だったら今どきSNSなどを使って告知すると思います。しかし、この村で使われていた方法はなんと、”村の中心にある頂から村全体に向かってとりあえず大きな声で叫ぶ“という方法でした。

 

そんなばかな、、、って思うかもしれませんが、本当です。そしてさらにすごいのがちゃんと全員が集まることなんですよね。山でこだまして伝わるのか、ただただ声がでかいのか、、、なんともハ・セカンツィらしいやり方でした。

 

このように大自然の中でのびのびと生活するハ・セカンツィの人々はとてもかっこよかったです。ハ・セカンツィについて少しでも面白いなと思っていただければ嬉しいです!

 

次回は伝統医療や占いを行う謎多き存在、トラディショナル・ヒーラーについて書きたいと思います!

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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