返還の署名に立ち会ったベナンのパトリス・タロン大統領は、フランス側がこれらの品を文化財と呼んでいることを踏まえて、自分たちにとってはそれ以上の価値があるとし「われわれの魂だ」と述べています。
近年アフリカでは、欧州諸国の博物館が所蔵する植民地時代の略奪品の返還を求める動きが活発化しており、専門家は、これら博物館が所蔵するアフリカ関連の美術品の85~90%は略奪されたものだと推測しています。
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この記事の目次
東京五輪でホストタウンのとしてマラウイを迎えた群馬県太田市が、1月にマラウイで起きた洪水災害に支援を申し出ました。1月26日時点で21万人が被災する大災害で、家や農作物に大きな影響を及ぼしています。
太田市は市出身の青年海外協力隊員が同国で活動した縁でホストタウンとなりました。実際に東京オリンピックの前には選手たちが事前合宿に臨みました。
支援の内容としては消毒液やせっけん、衣類のほか、米や乾麺など食料、さらに消防ポンプ車やトラックなど中古車4台です。
引用:https://www.asahi.com/articles/ASQ286V0HQ28UHNB007.html?ref=linenews
フランスが植民地時代のベナンから略奪した貴重な美術品26点を返還しました。返還されたのは、仏軍が130年前に略奪した、ベナン南部ダホメ王国のアボメーの宮殿にあった玉座やトーテム像3体など。昨年可決された返還に関する法案では、同様にセネガルへの美術品返還も含まれています。
返還の署名に立ち会ったベナンのパトリス・タロン大統領は、フランス側がこれらの品を文化財と呼んでいることを踏まえて、自分たちにとってはそれ以上の価値があるとし「われわれの魂だ」と述べています。
近年アフリカでは、欧州諸国の博物館が所蔵する植民地時代の略奪品の返還を求める動きが活発化しており、専門家は、これら博物館が所蔵するアフリカ関連の美術品の85~90%は略奪されたものだと推測しています。
引用:https://www.afpbb.com/articles/-/3375209
汚職問題がたびたび話題となるナイジェリアですが、一方でテクノロジーを用いて身近な問題へアプローチする起業家が急増しています。
しかし、この業界への女性の参加はまだまだ本来あるべき域に達しておらず、過去10年間に累積100万ドルを調達した西アフリカのスタートアップのうち、女性の共同創業者が1人以上いた企業はわずか10%。サハラ以南のアフリカでは、テック業界の専門職に占める女性の割合は30%に過ぎません。
アフリカのテック業界にいる女性向けのコミュニティFeminist Coalitionの創設者であるオドゥフワ氏は、「テック業界でどんな役割の人が必要とされるかに関して、誤った情報が多く出回っています。役割を一つひとつ分類して見せれば、この業界に入りたいと思う女性は増えるでしょう」と述べています。
引用:https://www.vogue.co.jp/change/article/6-women-at-the-forefront-of-west-africas-tech-boom
ジンバブエ発祥のカリンバを、琉球音階を奏でやすいようにアレンジした「琉球カリンバ」。創業73年目の老舗楽器店が開発しました。
コロナ禍でブームとなったカリンバに手を加え、クラウドファンディングを経て商品化されました。お返しとして商品を実際に送ることで、マーケティングとしてもかなり有効な手段だったようです。県内の保育園に寄贈も行っています。
実際の音色はまろやかで癒しの雰囲気。引用元の動画で視聴できます。
ケニアのアバーディア国立公園で2月5日~7日の3日間にわたって火災が発生し、600ヘクタールが焼失しました。ヒョウやゾウ、絶滅の危機に瀕するクロサイなどが生息しています。
同公園は、エリザベス女王(当時王女)が滞在中に父王死去の知らせを受けたことでも有名です。放火の可能性もあると浮上しています。
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