▼スワヒリ語を学ぶべき理由▼
Habari yako?
みなさんこんちは!スワヒリ語学習コラムを書かせていただいている、社会人1年目のサキです!
スワヒリ語を学んでいる、これから学びたい!という人に、とってもとっても、知っていただきたいことがあって、書かせていただきます!
「スワヒリ語スピーチコンテスト」って知っていますか?
英検とかTOIECとか、中国語検定とかってあるのに、スワヒリ語の能力を測るものさしってないんですよね。
でも、日本で唯一、この「スワヒリ語スピーチコンテスト」というスピコンが、しれっと毎年開催されているんです!
ちなみに私も、2016年大会に出場させていただき準優勝いただきました(きゃー笑)。
当時の大会名は「第26回創価大学創立者杯スワヒリ語スピーチコンテスト」。
その名の通り、当時ですでに第26回め、そして私の母校でもある創価大学が主催となって、八王子にある創価大学キャンパス内で行われます。毎年12月頃に開催されるみたい。
大学主催のスピコン…?
全貌はというと、アフリカ各国の大使や大使館関係者が、来賓や審査員として出席(めちゃ豪華)。
弁士には、創価大学も含め他大学の学生や社会人が参加しています。タンザニア大使やウガンダの高官に「今日は良かったよ」と肩を叩かれ握手なんてした時はとおっっっても嬉しかった。。。
そしてそして、スワヒリ語学習者の皆さんに、あわよくばこのスピコンで「優勝」してほしい!できます!
なぜなら!弁士が、とっても少ないから!!!!!こんな大会あるの知らないもんね笑。例年10名以下の弁士でお送りしておりますこの大会、スワヒリ語学習してる皆さんにチャンスがあります!ご参考までに、私が出場した時の大会要綱はこんな感じ(文責:第26回創価大学創立者杯スワヒリ語スピーチコンテスト 実行委員長)。
【大会趣旨】
1976年、本学創立者池田大作先生は、当時のタンザニアのジョージ・M・ニグラ大使と会談されました。その席上、将来の文化交流の推進を目指すために、創価大学の学生がスワヒリ語を学んでいくことを提案されました。その後本学では、スワヒリ語の授業の開講をはじめ、1991年より続くケニア・ナイロビ大学でのスワヒリ語研修、ナイロビ大学との交換留学、またアフリカ講座の開講など、着実にスワヒリ語圏を中心としたアフリカを学ぶ環境が整ってきております。
本学創立者は、かねてより「21世紀はアフリカの世紀」と提唱されてきました。パン・アフリカン友好会は、このお言葉より始まった団体です。私たちは学生として、「アフリカの世紀」とは、世界の人々がアフリカから人間主義の精神を学ぶ世紀だと考え、その実現のため日々活動しています。奴隷貿易、植民地支配等、様々な歴史を乗り越えてきたアフリカ。また、現存する問題にも決して屈することなく、アフリカの民衆は力強く生きています。そんなアフリカには世界が学ぶべき人間の生きる智慧が脈打っており、多くの可能性を秘めているのです。
アフリカを学ぶ最良の方法の一つに言語があると考えます。いわんや、タンザニアをはじめ平和に貢献した言語である、スワヒリ語です。真にお互いの文化や習慣、価値観を理解するためには、同じ言語を使うことが重要であり、それが平和への架け橋になることを私たちは確信しています。
このスピーチコンテストを通してスワヒリ語の研鑽に励み、アフリカから学ぶべき光をより多くの人に伝えゆく決意です。また、「壁を築くより橋を架けろ」というスワヒリ語のことわざにもあるように、アフリカとの友好を深め、アフリカならびに世界の平和に貢献できる人材の輪を少しでも大きくできるよう、精進して参ります。
【弁論テーマ】
「今と未来をつなぐ希望(アフリカ)」
Umoja na Afrika: Tumaini la sasa na wakati ujao
テーマに沿った内容であれば自由。スワヒリ語で発表時間4分以内(制限時間を超えると減点対象になります)。審査員との質疑応答も有り。
【応募資格】
スワヒリ語圏滞在1年以内。スワヒリ語圏国籍所有者は対象外とする。創価大学内外、年齢、職業は問わず。
【応募方法】
件名に「第◯回スピコン」、本文に氏名・年齢・住所・メールアドレス・電話番号・所属・スワヒリ語圏滞在歴を記入の上、実行委員長(創価大学パン・アフリカン友好会の大会実行委員長)へメール。
※実行委員長に応募の意志を伝えた時点で応募となる。
※「創価大学 国際課」窓口へのお問い合わせでも対応してくれると思います!(文:サキ)
【審査形式】
本選の1回のみとし、審査員による得点を集計し、協議の上、順位を決める。
【協賛】
創価大学学友会
【後援】
タンザニア連合共和国大使館
ケニア共和国大使館
コンゴ民主共和国大使館
ウガンダ共和国大使館
(文責:第26回創価大学創立者杯スワヒリ語スピーチコンテスト 実行委員長)
創価大学主催なんですが、運営は文中にもある、学内組織のパン・アフリカン友好会という、歴史ある Africa lovers さんたちがやってくださっているんです。とても規模の大きな団体さんですよ〜!もうとってもきめ細かくて丁寧な対応で、大会運営ほんとにありがとうございました、でした泣。
ここからは個人的な感想です!スピコンに出させてもらって、とっても勉強不足…!と悔しくなったりしたけど、それよりも何よりも、タンザニアの友達に久しぶりに連絡してめっちゃ原稿手伝ってもらったりとか、私が大学で学んできたアフリカとの繋がりを言葉にできたこととか、しかもそれを大好きな国の言葉で届けられること、そんなたくさんの幸せを感じた瞬間だったんです。
ケニアで会ったたくさんの友達に私もこっちで頑張ってるよーって伝えられた気がして、とっても嬉しかった。Facebookにスピコンのことをのうのうと書いてたんですが、読み返せば明日もがんばろーっ、絶対会社をアフリカに連れてく!って気持ちで頑張れるから、私にとってあのスピコンの一日が人生の宝です。
「21世紀はアフリカの世紀」って大会趣旨の中にも謳われているけど、この言葉がいつでも私の心の奥にあります。今はインフラメーカーに勤めてる私でも、この言葉に背中を押されて、こうやってコラム書かせてもらって、アフリカへの気持ちを忘れないで過ごせているから、感謝、感謝です。本当に。。
スピーチどんな感じかいなって、気になる人は参考までに私の Facebook page を覗いてみてくださいっ。
https://www.facebook.com/saki.honda.359/posts/951635998304319
スワヒリ語学習者、話者の皆さんに、この機会がひらかれていくことを願って。
最後まで読んでくれてありがとうございましたっ。
また「スワヒリ語学習コラム」で会いましょう〜!サキでした!
▼スワヒリ語学習コラムPART1▼