
この記事の目次
スワヒリ料理の数々を
スワヒリ語で言ってみよう!
スワヒリ料理ってどんなのがあるの?主食は?
1) Ugali
発音: ウガリ
2) Nyama Choma
発音: ニャマチョマ
3) Pilau
発音: ピラウ
4) Kachumbari
発音: カチュンバリ
5) Chapati
発音: チャパティ
食材をスワヒリ語で言ってみよう!
1) Mboga
発音: ンボガ
意味: 野菜
2) Nyanya
発音: ニャニャ
意味: トマト
3) Kitunguu
発音: キトゥングー
意味: タマネギ
4) Yai
発音: ヤイ
意味: 卵 (単数)
5) Samaki
発音: サマキ
意味: 魚
6) Kuku
発音: クク
意味: トリ(鶏)
7) Ng'ombe
発音: ンゴンベ
意味: 牛
8) Mbuzi
発音: ンブズィ
意味: 山羊(ヤギ)
食べる時に使う表現をスワヒリ語で言ってみよう!
1) Nataka kula~
発音: ナタカ クラ~
意味: ~が食べたいです。
2) Nilete~
発音: ニレテ
意味: ~をもってきて。
3) Chakula kitamu!
発音: チャクラ キタム!
意味: おいしい料理!
4) Twende~
発音: トゥエンデ!
意味: ~に行きましょう!
レストランに行くとき、レストランに誘うときなどの表現を集めました。
これをマスターして、かっこよくスワヒリ料理に誘っちゃいましょう!
では、実際どんな風に使うのか、会話例を見てみましょう!
会話例
A:Nataka kula Nyama Choma. 「焼肉が食べたいです。」
B:Twende mkahawani. 「レストランに行きましょう!」
A : Chakula Kitamu! 「おいしい料理!」
第16回はこれで終わりです。みなさん、ここまで見てくれて、Asanteni sana! どうもありがとうございました!
第17回ではレストランでの頼み方をお届けします!
それでは Kwa herini! さようなら!

タンザニアやケニアの主食は「ウガリ」。これは、一般にはトウモロコシの粉を団子状に練り上げていくものですが、時には、キャッサバや雑穀の粉を使うこともあります。
キャッサバの粉のウガリは、もちもちとしていておいしいです。そうそう、最近はやりの「タピオカドリンク」。タピオカがキャッサバの粉が原料だといえば、その「もちもち」感も、理解してもらえるかも?
東アフリカに限らず、アフリカ中の主食は、このように粉を湯で練り上げて作る団子状のもので、各地で「ウガリ」に相当する現地の言葉があります。西アフリカでは「フーフー」という名前で一般的には知られていますが、たとえば、ヨルバ語(ナイジェリア)では「エバ」や「アマラ」、バンバラ語(マリ)では「トー」と呼ばれています。
このような主食、アフリカでは「粉食」、日本やアジアのコメは「粒食」と呼ばれています。「粒食」文化圏の人間からすると、アフリカの「粉食」文化は、ちょっと慣れないものです。モサモサとする触感の団子状のものを食べるのが、私はどうしても苦手です。アフリカでも、結局、コメのご飯ばかり食べています。
ウガリ的な主食は、かならずソース、というか、シチュー(スワヒリ語では mchuzi ムチュジという)がついていて、ウガリを一口大にちぎって、それにつけて食べる。アフリカの人は、ほんとうに器用にちぎって握り、汁につけて、上手に食べる。真似してみるけど、「箸文化」の人間には、不器用な食べ方しかできない。そう、食べ方からして、ウガリには苦手意識を感じてしまいます。
しかも、ウガリの食べ方自体が、私たちとアフリカの人では違う。アフリカの人は、基本的にウガリを「噛まない」。ムチュジをつけたウガリを口に放り込んで、口の中でちょっと回していたかと思うと、すっと飲み込む。
一緒に食べていたアフリカ人の友達に、「あれ、ウガリ、噛まないの?」って聞いたら、「うん、ウガリは噛まないよ。ムチュジを味わうものだから」と言われた。真似しようと思ったけど、こればっかりは無理! クチャクチャとウガリを咀嚼しながら、食文化のカルチャーギャップを痛感しました。