スワヒリ語で
自己紹介してみよう
この記事の目次
名前
1) Jina langu ni Tarou.
→「私の名前はタロウです」
発音: ジナ ラング ニ タロウ
jina「名前」、langu「私の」、ni「〇〇は△△です」
・私の名前=タロウ ⇒ Jina langu ni Tarou
・私=タロウ ⇒ Mimi ni Tarou
・あなた=良い人 ⇒ Wewe ni mtu mzuri
日本語とは逆で「私の名前」ではなく、「名前 私の」 という風に名詞の後から修飾します。相手の名前を聞くときは、lako「あなたの」、nani「誰」という単語を使います。
新しい単語がどんどん出てきてびっくりしているそこのあなた!この表を見て、まずは人称代名詞を覚えてしまいましょう~
人称代名詞 | 一人称 | 二人称 | 三人称 |
単数 | mimi (ミミ) 私 | wewe (ウェウェ) あなた | yeye (イェイェ) 彼(女) |
複数 | sisi (スィスィ) 私たち | nyinyi (ニィニィ) あなたたち | wao (ワオ) 彼(女)たち |
2) Jina lako ni nani?
→「あなたの名前は何ですか」
発音: ジナ ラコ ニ ナニ?
3) Ninaitwa Tarou
→「私はタロウと呼ばれています」
発音: ニナイトゥワ タロウ
日本語で話しているとき、「あなたの名前はなんですか」という質問は自然な会話の中では使わないようにスワヒリ語でも違う言い回しがあります。自己紹介をする際、一番使われるフレーズなのでしっかり覚えてくださいね!
3)の文を分解してみると、
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人称代名詞 主語接辞 時制接辞 動詞(受動態) …
(私) (私)は (現在) 呼ばれる タロウ
というようになります。呼ぶという動詞であるitaの、it-aの「-」のところにwを挿入すると受動態に変化することができます。全ての動詞にも適用される法則というわけではありませんが多くの動詞に適用されるので、覚えておきましょう!
例)
andika=書く ⇒ andikwa=書かれる
kata=切る ⇒ katwa=切られる
4) Unaitwa je?
→「あなたはどう呼ばれていますか?」
発音: ウナイトゥワージェ?
出身
5) Ninatoka Japani
→「日本から来ました」
発音: ニナトカ ジャパニ
なんとなく文法がわかってきましたか?
また、分解してみてみましょう!
↓ ↓ ↓ ↓
主語接辞 時制接辞 動詞 …
↓ ↓ ↓ ↓
私は (現在) ~から出る 日本
toka=~から出るという意味の動詞です。
ちなみに続けて、「今は~(地名)に滞在しています」などと自己紹介するなら、kaa=滞在する という動詞や、引っ越してきて長く住むのであれば、ishi=住む という動詞を使って、話を続けることもできますよ!
例)
・Ninakaa Der es salaam sasa.
(私は今、ダルエスサラームに滞在しています)
・Ninaishi Dodoma mpaka mwaka kesho.
(私は来年までドドマに住んでいます)
sasa=今、mpaka=~まで、mwaka=年、
kesho=明日、mwaka kesho=来年
6) Unatoka wapi?
→「あなたはどこから来ましたか?」
発音: ウナトカ ワピ?
▼第3回目 スワヒリ語学習コラム▼
会話例
A:Jina lako ni nani?
「あなたの名前はなんですか?」
B:Ninaitwa Tarou.
「僕はタロウといいます」
Unaitwa je?
「あなたはなんていうのですか?」
A:Mimi ninaitwa Hassan.
「僕の名前はハッサンです」
Nimefurahi kukuona!
「お会いできてうれしいです」
B:Hata mimi, nimefurahi sana kukuona
「私も、お会いできてとてもうれしいです」