実はALL ABOUT AFRICAにも記事がほとんどないのがカメルーン
実際に渡航した体験談がめちゃくちゃ欲しい…
ということで、「カメルーン」に興味を持ってもらおう緊急企画
カメルーンという国、謎の王国バムン王国、そしてカメルーンに深い関係のある和崎春日(わざきはるか)さんという方をご紹介!
この記事の目次
【明日から使える豆知識】カメルーンってどんな国?
※15 世紀に最初に渡来したポルトガル人が、この地方を近海でとれるエビで呼び習わしたから
面積:日本の約1.3倍
人口:2,405万人(東京近郊都市の人口合計と同じくらい)
首都:ヤウンデ(Yaoundé)
民族:250のグループ
言語:250の言語(公用語は英語と仏語)
宗教:イスラーム、プロテスタント、カトリック、民族宗教、自然崇拝
気候:熱帯雨林からサバンナ、乾燥、砂漠まで、地域によってあらゆる気候が体験できる
補足:2010年W杯にて日本代表がカメルーンと対戦 1-0で勝利
「アフリカの縮図」と呼ばれる国
【アフリカの縮図】であるカメルーンにて多様な文化、複雑社会を知る。
250の民族と言語、そしてアフリカのあらゆる気候、地勢がカメルーンにはある。それが【アフリカの縮図】と呼ばれている理由だ。
基本的にはアフリカの人々は複数言語を話せる。
それは道端でパンを売っているおばちゃんにも当てはまる。公用語であるフランス語、英語・自分の出身民族の言語・近郊の民族の言語、文字は書けなくとも、完璧でなくとも、マルチリンガルなのだ。
中学から約10年勉強する英語もままならない日本人と、どちらが国際感覚を身に付けているのか。
何故ここまで多言語を話すようになったのかの歴史的背景の複雑さと含め、カメルーンを知ることはアフリカを知る事へつながっていく。
同民族が分断された国
同民族にも関わらず、英仏の植民地化によって2つに分断されたティカール民族。
西カメルーン(旧イギリス領)と東カメルーン(旧フランス領)に分かれていたが、今は統合されている。しかし、少数派であるの英語圏は長年政府に対して不満を抱えており、分離独立運動の動きがある。
自然と育まれてきた歴史・文化・民族を一方的に破壊する植民地化の影響はカメルーンでも色濃く残っている。
中華街が広がり続けている国
現在進行形で形成中!? カメルーンの中華街を訪れる。
今この時代、旧領主のフランスやイギリスとの関係を超える勢いで、アジアとの交流が大きな勢いをもって促進されている。
カメルーンで、小学校の建設といえば、日本。
しかしビジネスとして大きな影響力を持っているのは中国なのだ。
最大都市ドアラでは、急激に中国人が増えていて、中華街が現在進行形で形成されている。アフリカとアジアの今後を肌で感じることが出来る国でもある。
Wikipediaに存在しない謎の「バムン王国」
ネットがここまで発展した今、欲しい情報はそのほとんどがGoogleに聞けばわかってしまう。
気になる場所を調べ、Wikipediaを読み、イメージ画像で実際に行った気分になり、それを「知識」として自分の中にインプットする。それはそれで、現代社会の恩恵だ。
でも、実際の世界はそんなに単純じゃない。
未だなお、ネットの検索だけではわからないことは山のようにある。カメルーンにはWikipediaに存在しない謎の王国があることを知っているだろうか?
今日はその謎につつまれた王国の貴重な写真を紹介していく。
イスラム文化が深く浸透しているバムン王国では、金曜日が大切な礼拝の日。
バムン村の至るところにヤシの木があり、人々の生活を支えている。ヤシを使った工芸品や民家など、その使い道にも実は階層がある。
何故このような貴重な写真があるのか。それはバムン王国から王子の称号を得た、とある大学教授の存在があるから。
バムン王国の王子?和﨑春日氏とは
カメルーン渡航は実に25回!30年以上に渡りカメルーンと関わってきた和崎春日氏。その正体は「前日本アフリカ学会副会長×大学教授×バムン王国の王子!?」
2019年度の募集は終わってしまったが、カメルーンのプロフェッショナルである、和崎春日氏と行く「カメルーンスタディーツアー」もフレックスインターナショナルという旅行会社で行われている。
次回の催行予定はまだ未定だが、催行された際にはいち早くこのAAAでもご紹介するのでお楽しみに!