買い物で使えるスワヒリ語

こんにちは。ALL ABOUT AFRICAスワヒリ語編集室です。

 

旅行に行ったときには、お土産をたくさん買って帰りたいですよね!

ケニアでは、毎週末になると「マサイマーケット」という、民芸品などのお土産物市が開かれます。もう、カラフルで見ているだけで楽しい...!値札がない商品もたくさんあって、いくら?と聞くと意外と高い。

外国人には高めの値段で言ってくることがほとんどなので(これもビジネス笑)、大胆不敵に値切りましょう。そしてその鍵は「スワヒリ語」です。

 

親近感持って一気に値下げしてくれることしばしば〜!

買い物

1) Ninataka ○○. / Ninapenda ○○.
→「私は○○が欲しいです。」

発音: ニナタカ ○○. / ニナペンダ ○○.

 

第8回でご紹介しました、 Ninataka~. の表現、もうバッチリですか?
これをマスターすれば、やりたいことだけじゃなくて、欲しいものも伝えられるようになるんです!

Ninapenda~. の penda は「○○が好きだ」という意味の動詞ですが、買い物中に伝えれば Ninataka~. と同じようになります。

「Ninapenda」+ 「指差し」で買い物も怖いものなしなのです。

 

 

2) Ni ○○.
→「○○です。」

発音: ニ ○○.

 

Ni 〇〇. = It is 〇〇.
このフレーズかなり使えます!

用例はこんな感じ。

Ni kitenge kizuri.  ニ キテンゲ キズーリ
→素晴らしいキテンゲです。
* kitenge = アフリカ柄の布。
Ni shilingi mia moja. ニ シリンギ ミア モジャ
→100シリングです。

 

 

3) Bei gani?
→「いくらですか?」

発音: ベイ ガニ?

 

そして買い物の醍醐味は値段交渉!
言い値で買っては絶対に損なので、図々しくどえらく値切ってくださいね!

 

まずは値段を尋ねるところから。
bei = 「値段」, gani = 「どんな」 です。

直訳すると「どんな値段ですか?」になり、「いくらですか?」の意味になります。

 

会話例

A:Samahani, ninapenda kitenge.
「すみません、キテンゲが欲しいのですが。」

B:Karibu! Unapenda kitenge gani?
「いらっしゃいませ!どのキテンゲが欲しいですか? 」

A:Ninapenda kitenge hiki. Bei gani?
「このキテンゲがいいです。いくらですか?」

B:Ni shilingi elfu tano kwa moja.
「1つ5000 シリングです。」

A: Ni ghali sana! Ninataka upunguze bei.
「とても高いよ〜!値段を下げて欲しいです。」

B:Sawa. Basi, ninapunguza kwa elfu moja. Ni elfu nne sasa.
「OK。では、1000シリング下げます。4000シリングにしましょう。」

A:Asante sana kwa kupunguza! Basi, ninataka kununua vitenge viwili.
「値段を下げてくれてありがとう!じゃあ、二つ買いたいです。」

B:Asante sana.
「ありがとうございます。」

スワヒリ語で話すと、とっても喜んで値下げしてくれたりしますよ。
旅の思い出のお土産の買い物も、会話をたのしんでみてくださいね。

それでは、今回もお読みいただきAsanteni sana! ありがとうございます!
次回、第11回は数字についてご紹介します。これで買い物がさらにスムーズにできますよ!お楽しみに!Kwa herini!
Maneno muhimu = 重要単語
kitenge = アフリカ柄の布(名) / samahani = すみません / karani =店員/ karibu = ようこそ/ hiki =これ (接頭辞がki-の名詞を指して使う)/ elfu = 1000 / shilingi = シリング(ケニア、タンザニア、ウガンダの通貨単位)/ ghali = 値段が高い/ punguza = 減らす / basi = それなら / sasa = 今 / nunua = 買う

 

小森先生のアドバイスコラム
小森淳子 : 大阪大学外国語学部スワヒリ語専攻・准教授

 

前回「名詞クラス」のお話をしました。今回も、その続きを少し。
「名詞クラス」は、名詞が、語頭の接頭辞によって、いくつかのグループに分かれることなんだけど、「名詞クラス」の重要さは、その名詞を修飾する単語、たとえば形容詞とか指示詞とかも、形を変えてしまう! というところにあります。たとえば、今回出てきた「アフリカ布」のkitenge は7クラスで、ki- が接頭辞ですね。そうすると、7クラスの名詞を修飾する形容詞にも、この ki- がつきます。
「良い」という形容詞は -zuri なんだけど、「良いキテンゲ」と言いたい時は、kitenge kizuri となります。じゃ、「良い子ども」(mtoto)は?
そうです、mtoto mzuri となりますね。
「良い子どもたち」(watoto)は? 
Ndiyo! (Yes!) watoto wazuri ですね。

「この」という指示詞も、クラスによって形を変えます。
「このキテンゲ」は、kitenge hiki.
「この子ども」は、mtoto huyu.
「この子どもたち」は、watoto hawa.

うーん、指示詞の場合は、形容詞ほど易しくはないですね。hiki とか huyu とか、どうなってるの? これ、全部、覚えるしかないの?
Ndiyo!
ということで、「名詞クラス」というのは、スワヒリ語文法の中で重要なポイントなんだけど、スワヒリ語学習者にとっては、重要な「挫折ポイント」となる場合もあります。
そう、私が教えている授業でも、学生さんたちはみんな、ウンウンうなりながら、「名詞クラス」のいろんな形を覚えてます。
みんな、がんばってねぇ~!