「何時何分」を
スワヒリ語で言ってみよう!

こんにちは。ALL ABOUT AFRICAスワヒリ語学習室です。

前回は数字編をご紹介しましたが、皆さん覚えていますでしょうか?

 

さて、今回ご紹介する時間編

 

実は「1時」というときに moja (1) という言葉は使いません!また、「午前」「午後」という言葉も使いません!

 

えっ?じゃあどう言えばいいの? そう思っている方! ぜひこの回を読んでみてくださいね!

 

今何時ですか?

1) Sasa ni saa ngapi?
→「今何時ですか?

発音: ササ ニ サー ンガピ?

現在の時間が知りたくなったら、これを言えば大丈夫!

 

sasa は「」、 ni は第10回で紹介した、Ni 〇〇.「〇〇です。」の ni です。

このni は「繋辞」と呼ばれるものですが、要するに、後ろの単語「です」という意味を表します。

 

saa はここでは「4時」などの「~時」の意味で使われていますが、「時間」そのものの意味もあるし、「時計」なんて意味も持っている、多義語なんです!

ngapi は「いくつ」や「どれだけ」という意味の疑問詞。

このフレーズはとても重要な単語ばかりで構成された、頭に入れておくべきフレーズですよ!

「時間」を表すときの順序

 

さてさてここからが本題でございます。
スワヒリ語で時間をどう表すのでしょうか?

 

基本的に

○○時、○○分、時間帯

 

の順番になっています!

時刻の言い方

1) saa 〇〇

→ 〇〇時 

発音 : サー 〇〇

 

時刻は「saa+時刻」で表します。なんとスワヒリ語での時刻は私たちが使っている表現とは6時間ずれた
スワヒリ時間で表すのです!

 

スワヒリ時間は、時計を一番下から数え始めます。

 

つまり、「6」を0として出発して、右回りに1時、2時、3時と数えます。

 

私たちが言う7時は、スワヒリ時間ではsaa moja「1時」、8時はsaa mbili「2時」になります。

ただし、スワヒリ時間では「0時」というのはないので、私たちが言う6時は、saa kumi na mbili「12時」となります。

saa moja asubuhi     午前7時
saa saba mchana     午後1時
saa kumi na moja jioni   午後5時

 

 

2) dakika〇〇

→ 〇〇

発音: ダキカ 〇〇

saa○○ と dakika○○ のあいだには、 and の役割を持つna を入れます。
〇〇に入る数字を忘れてしまった方はこちらから復習してみてください↓

 

第11回【数字編】スワヒリ語で数を数えてみよう!!

 

数字以外の表現
15分      「robo(4分の1)」
30分      「nusu(半分、2分の1)」
〇分前   「kasoro dakika 〇〇」
15分前     kasorobo
〇時ちょうど     「kamili

 

時間帯

 

そもそも時間帯を言うってどういうことでしょうか?

冒頭で述べたように、スワヒリ語で時間を言うときに「午前」や「午後」は使いません。

その代わりに使うのが、朝、昼、夜などの時間帯です。

 

何時から何時までが朝で、いつからが昼なのか、その時間帯は大体決められています!
下にまとめたので要チェック!!

alfajiri=早朝   AM 5:00~
asubuhi=朝    AM 6:00~
mchana=昼    PM 0:00~
(alasiri=昼下がり  PM 3:00~)
jioni=夕方    PM 6:00~
usiku=夜      PM 8:00~

これを最後に付け加えるのをお忘れなく!

 

 

 

ここで練習問題!ぜひトライしてみてください!

練習問題
① 5:50am
② 8:25am
③ 2:34pm
④ 6:19pm
⑤ 11:40pm
⑥ 9:30pm
⑦ 7:45am

 

 

 

 

答え↓↓

答え
① saa kumi na moja na dakika hamsini alfajiri
もしくは、saa kumi na mbili kasoro dakika kumi alfajiri
② saa mbili na dakika ishirini na tano asubuhi
③ saa nane na dakika thelathini na nne mchana
④ saa kumi na mbili na dakika kumi na tisa jioni
⑤ saa tano na dakika arobaini usiku
⑥ saa tatu na nusu usiku
⑦ saa mbili kasorobo asubuhi

 

全問正解できましたでしょうか?

 

では、会話例を見てみましょう!

会話例

A: Sasa ni saa ngapi?
「今何時?」

B: Sasa ni saa kumi na nusu alasiri.
「今は午後4時30分だよ。」

A: Tule chakula cha jioni saa kumi na mbili na nusu jioni.
「午後6時30分に夕飯を食べよう。」

B: Nina njaa tayari.
「もうすでにお腹すいちゃった。(直訳:すでに空腹を持っています)」

 

第12回はこれで終わりです。みなさん、ここまで見てくれて、Asanteni sana! どうもありがとうございました!

第13回ではスワヒリ語で曜日が言えちゃうようになりますよ! それでは Kwa herini! さようなら!

Maneno muhimu = 重要単語
sasa=今 / ni= 繋辞「~です」/ saa=○○時、時間、時計 / ngapi=いくつ / dakika=○○分 / na=~と(andと同じ) / alfajiri=早朝、夜明け前 / asubuhi=朝 / mchana=昼 / alasiri=昼下がり / jioni=夕方 / usiku=夜

 

 

小森先生のアドバイスコラム
小森淳子 : 大阪大学外国語学部スワヒリ語専攻・准教授

スワヒリ語での時間の表し方、ちょっとややこしいよね? 時計を見る時、そこに書いてある数字に6を足したり、6を引いたりして言うことになるけど、まぁ、慣れると、それほど難しい話でもないです。

日本でも、タンザニア人の先生なんかとスワヒリ語で話す時は、スワヒリ時間。
「ミーティングは、saa tisa mchana ね!」とか。mchana (昼)ってあるから、tisa( 9 )と聞いても、「あ、3時か」とすぐ見当がつきます。
あ、でも、東アフリカでも、列車や飛行機の時刻は24時間表記だから、日本と同じく、 13:00発とか、20:30着とか言います。

ところで、「スワヒリ時間」といえば、普通は、こんな風に6時間ずれた表現のことではなく、「時間の約束は、だいたいアバウト」って感覚を表す表現ですね。まぁ、これは、スワヒリ地域に限ったことではなく、アフリカ全般にいえることですが。

だいたいの行事やイベントは、時間通りには始まらないし、進まない。結婚式のパーティーがあるから来てね。なんて呼ばれて、saa kumi na moja jioni(夕方の5時)くらいから始まるって聞いてたのに、行ったら誰もいなくて、あれ? 今日じゃなかったのかな? と思っていたら、夜の7時くらいから人が集まり始め、9時くらいからようやくパーティーが始まった。なんて話はざら。
集まりがあっても、開始予定時刻のだーいぶあとになってから、ぼちぼちと始まる感じだし、待ち合わせの時間通りに人がくることも、まれ。

「5分前集合」を叩きこまれて育った日本人学生が、ケニアに行って一番カルチャーショックだったことは、「誰も約束の時間を守らない!」ということだったと、熱く異文化体験を語ってくれました。